トーロッドTOYOTA
ロータス純正部品だと剛性が不足し、サーキットやスポーツ走行を行うと破断・ガタツキ等のトラブルが頻繁に起こるため製作いたしました。
ロータスエリーゼ・エキシージのシャーシ設計は軽量高剛性で素晴らしいものです。
しかし、近年タイヤのハイグリップ化やダウンフォース向上によるコーナリングスピードの高速化は当時の設計限界を超えつつあります。
シャーシ設計年代から考えると当時シリーズ1エリーゼに装着されていたタイヤが 205-50-16 グリップ力も今ほど高くなく剛性にも問題は発生しにくかったかもしれません。
しかし最近のハイグリップ市販タイヤは、当時のスリックタイヤに匹敵するほどグリップレベルが高く車重も増加傾向にあるため、サスペンションアーム類の受け持つ負荷も格段に増大しています。
TK-SPORT製トーロッドに交換することで、外力により変形しアライメント狂う事やボールジョイント部分にガタツキを発生させることを未然に防ぐことができます。
ボールジョイント部分には世界一の精度・剛性を誇るミネベア製の16ミリ3ピースベアリングを使用していますのでとても剛性が高く、アライメントがずれることはありません。
軽量高剛性を追求した結果シャフト部分は、アルミジュラルミンにハードアルマイト処理を施し錆びや傷にも強い仕上がりです。左右をつなぐブレースバー部分もクロモリパイプ材で作られており、軽量かつ剛性は高いです。
20年近く前から販売し続けていますが、トラブル等は一切なく安心して使用していただける商品になっております。
■補足1
エリーゼ1・エキシージ1・エリーゼ2前期/中期(ローバー18Kエンジン搭載車)
カラーの高さを調整することでバンプステア量を変更できます。
■補足2
ミネベアミツミ製 NMB16㎜3ピースロッドエンドベアリングを4個使用しています。
ミリネジ規格ですので日本での修理・交換が容易におこなえます。
(海外製品はインチネジ規格が多いです)