TK-フロントナックル

ロータスエリーゼ・エキシージ用に設計しSCMクロームモリブデン鋼材から削り出しで製作いたしました。
ロータス純正ナックルだとキャンバー角がネガティブ１度ほどしか付けられず、サーキットやスポーツ走行時にタイヤのパフォーマンスを最大限発揮することができないため、ロータスの運動性能がスポイルされていると感じ制作いたしました。

軽量化のためアルミで制作されている他社製品も見られますが、テーパーでカシメられる取付方法にはリスクが大きく、ステアリング機構のトラブルリスクを避けるため高剛性クロモリ材で制作しています。
軽量化にもこだわりマシニングで切削加工した後に、焼き入れ処理を施し飛躍的に軽量かつ高強度を実現しました。

キャンバー角の設定自由度と高剛性を手に入れるとともに、ステアリングバンプステア角も見直しハードブレーキング時のバンプステア角過大によるアライメントズレも軽減、シャープなコーナリングが可能です。
寸法を変更することによるステアリングレシオ変更はおこなっていないため、安定性はそのままに切れ味抜群のコーナリングを楽しんでいただけます。